神社にお参りをするとき、お賽銭を入れますね。
多くの人は、5円玉を入れると思います。
それは「良いご縁(5円)がありますように」という、願いを込めるためです。
ご縁という言葉の由来は、仏教の『縁起』という教えから来ています。
縁起とは、『この世のあらゆる物事には、必ず原因と結果がある』というものです。
それは、すべての物事が互いに関わり合って、存在していることです。
だから、良い縁もあれば、悪い縁もあります。
そして、過去に起こったことの中で、もし何かひとつでも違っていたら、今の自分は居なかったということです。
私は、この考え方がとても好きです。
私の場合、たまたま入った古着屋で、ずっと探していた服を見つけたら、「ご縁があったんだな」と思います。
そして、旅先でたまたま出会った人と、10年以上経った今でも友達でいます。
これも、すごいご縁だと私は思います。
このように、たくさんの巡り合わせによって、人生は創られていきます。
ご縁を大切にしていたら、より素敵な日々を過ごせそうですよね。
みなさんにも、たくさんの良いご縁がありますように!
▱▱▱ 今日の単語 ▱▱▱
お賽銭:神社やお寺を参拝するときに納めるお金のこと。
由来:物事の元になったこと。
例)この行事の由来は何だろう?
巡り合わせ:自然にめぐってくる運命。
例)巡り合わせがよかったんだね!
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