日本にはたくさんの神社と寺があります。
私たちは寺のことを『お寺』と言います。『お神社』とは言いません。
神社は神道の施設です。
神様を祀っていてお参りをしに行く場所です。
神道は日本に昔からある宗教です。
自分の身の回りにあるものには神様が宿っていると考えます。
だから神道は多神教です。
とてもたくさんの神様がいることを『八百万の神様』と言うこともあります。
でも神道の一番の神様は『天照大御神』と言われています。
お寺は仏教の施設です。
仏教の教えを信じる人が修行をする場所です。
一般の人に仏教の教えを伝えたり、ご先祖様を供養する場所でもあります。
だからお寺にはお墓があります。
仏教はお釈迦様が始めました。
日本の仏教には色々な宗派があります。
それぞれの家によって宗派は違います。
神社とお寺の違いを理解することは、少し難しいかもしれません。
日本人でも分からない日本の文化はたくさんあります。
だから少しずつ学んでいけば大丈夫です。
色々な神社やお寺へ行って、自分の好きなところを見つけてみましょう!
▱▱▱ 今日の単語 ▱▱▱
施設:ある目的のために建物などを立てたりすること。
例)私の父は研究施設で働いています。
祀る:神様への祈りの式をして神様の霊をなぐさめて祈ること。
例)昔の人を祀っている神社もあります。
八百万:数がとても多いこと。
例)自然の中には八百万の神様がいます。
先祖:その家系に属した過去の人々のこと。
例)お盆はご先祖様を家でお迎えすることです。
供養:亡くなった人の死んだ後の幸せを祈ること。
例)祖母の供養のために家族でお寺へ行った。
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