内と外は日本人特有の考え方です。
だから外国人にとっては理解することが難しいと言われています。
内は自分の家庭という意味です。
だから自分の家のことを『うち』と言ったりもしますね。
外は家庭の外側にある社会のことです。
外のことを『よそ』とも言います。
成長していくと自分が所属する場所は変わります。
そうすると自分の学校のことを「うちの学校」と言ったり、「うちの会社」と言うようになります。
それと反対に自分の学校じゃないことを「よその学校」と言います。
敬語もこの考え方によって使い分けられています。
まだあまり親しくないときは敬語を使うと丁寧な印象を相手に与えます。
でも仲良くなったのに敬語を使って話すとよそよそしいと思われます。
日本人にとって「内と外」の考え方は大切です。
なぜなら相手に対する態度や言葉づかいを決める時に基準にしている考え方だからです。
日本人と友達になると自分の文化や考え方と違うことがたくさんありますね。
そんな時には考え込まないで友達に質問をしてみましょう!
きっとお互いにより理解し合えて良い関係を築けるようになりますよ!
▱▱▱ 今日の単語 ▱▱▱
特有:そのものだけが特に持っていること。
例)彼女特有のユーモアが好きです。
所属:個人や事物などが、ある団体や組織にその一員や一部として加わっていること。
例)ダンスチームに所属しています。
よそよそしい:何かと分けられているように冷たいこと。親しみがないこと。他人行儀であること。
例)最近彼は急によそよそしくなった。
考え込む:ひとつのことに集中して、深く考えること。また、深刻に考えること。
例)考え込まないで、まずは行動してみよう!
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